2011年12月28日

慌しく年末へ向かう

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やはり年末は慌しく、常徳寺の現場は年末に向け滑り込み状態でした。クリーニング補修の真っ最中でした。和室の照明はまだですが、畳も敷かれて左官屋さんが部分的に補修中でした。

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玄関は、まったく違う空間にイメージは一新されています。クライアントの住職は絵を描かれ、奥さんもお花を活けられます。もともと美術への理解もありますので、結構大胆な私のイメージを受け入れていただけました。玄関から続く廊下はいろいろな部屋との取り合いも多く、コンクリートの下地の部分、プラスターボードの部分など仕上げもばらばらで、雑多なイメージだったのですが、白く塗りこめ、面を整理し家具をデザインしどこか美術館のようになりました。

全体は住まいながらの改修工事なので、不自由もおかけしたように思いますが、クライアントも建築を楽しんでいただけたのではないかと思います。年明けに最終の最終の手直しをして完成です。

現場は、年末に何とかという思いで、27日にクリーニングと仕上げを急ピッチで行っていましたが、屋根の融雪装置の配管からの水漏れの発覚などのあり、本当に慌しくなっていました。
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2011年12月21日

今までに見たことのない天井

「天井がすごい事になったよ!」と現場監督を勤める同窓のO君から電話が入った。早速現場に行き。バリアフリーに配慮し設置したエレベータを降りるとごらんの通りであった。私も少し息を呑んだ。

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鉄筋コンクリートにしつらえられた、客坊室という部屋を拡張し蘇らせることになった。客防室とよばれるこの部屋は、当初は数奇屋風の軽快な雰囲気の和室を住職は寺らしい格式と斬新な意匠を持たせたいとの想いで仕事はスタートしました。平面としては、写真の右側半間を拡張したのみで、床の間や棚、使える建具は手直しして出来るだけそのまま使用しました。和室の天井は折上げの格天井で検討していたが、躯体の取り合いなどから、天井高を抑えたシンプルな格天井となり金沢仏壇の職人に施工をお願いすることになった。建築でいくつかの実績を住職が認められ今回も施工をお願いした。施工と言うか細工かもしれない。

今回玄関廻りも見直した。ちらりと奥に見えるがこちらもいい感じである。全体として機能とサイズなどを見直し、利用できる部分は利用し、不要な部分は取り払っただけだったけれど、伝統の表現と現代の表現が斬新に出会ったようなイメージとなった。クライアントもこの変化に驚きの表情で大変喜んでおられる様子だった。ジュラク壁も塗り終わり、畳と装飾の金物、タタミを入れると完成する。残るは照明だか天井に負けない存在の照明を提案したい。

仏壇職人の仕事02.JPG



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2011年12月02日

拭き漆で仕上げる。

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常徳寺の内装の工事も着々と進んでいます。古い和室の活かせる部分はすべて活かし大工さんの技術で上手に木をついで、押入れなどのレイアウトを変更し2坪ほど広い和室にしています。既存の木材は白木だったものに仏壇職人に木部を拭き漆で仕上げてもらっています。古い部分と新しい部分がすっかりなじみました。天井は住職の格式を保ちたいとの思いで格天井をすべて仏壇職人がつくります。完成が楽しみです。こちらも年内には完成です。

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2011年11月25日

内装解体

常徳寺_kaitaigo .JPG

縁あって、金沢市で鉄筋コンクリートのお寺の改修を行っています。外回りの改修はほぼ終了していて、いよいよ内装の工事に入りました。写真は庫裏の客坊室の解体直後の写真です。既存の造作も出来るだけ活用して改修を進めています。金沢仏壇の職人さんの協力も得て、金沢らしい品格のある座敷を計画しています。

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